映画『海の金魚』で高嶋政宏さんが演じる
カリスマヨットレーサーが身につけていたのが、
オシアナスシリーズのカシャロです。

しかもこの時計、重要なシーンでアップで映ります。
腕時計が映画のワンシーンで主役を担うのは珍しいことですが、
このモデルは見事にその任を背負っています。

オシアナスといえば電波ソーラーですので、
オシアナスという時点ですでに
幾つかのハードルを軽く越えています。

そしてこのカシャロというモデルには、
ヨットレースに対応したタイマーが搭載されているのです。

海の上でそのタイマーが押されるシーン。
クロノ針が反時計回りにぐるっと逆回転し、
カウントダウンが開始されます。

カシャロを買った人で海の上にいるわけでも
ヨットにかかわっているわけでもないのに、
ただあの動きを味わうためだけに
タイマーを押した人も結構いるのではないでしょうか。

形式美といいますか、様式美といいますか、
あの針の動きはそれ自体が何かを感じさせてくれます。
気分が盛り上がります。心のスイッチを押してくれます。

「海の男じゃないしー」、なんて方へもお薦めです。
電波ソーラーなのでいわば永久機関として一生使えますし、
オシアナスシリーズ全体に言えることですが、
この手の時計にありがちな安っぽさが一切ありません。
その上質感に「おっ」と興味を持ってくる友人もいるかと。

「海の男じゃないしー」、と思っていても、
この腕時計を手にすることで
マリンスポーツにのめり込むことになるかもしれません。

それくらい魅力のあるオシアナスシリーズです。